本日の映画:"The Kids are All Right"
ゴールデン・グローブ コメディー部門最優秀作品賞、最優秀主演女優賞受賞。
他2部門ノミネートに、アカデミー賞でも4部門のノミネートされた作品。
現代のカリフォルニアらしい家族を描いた一本
「キッズ・オールライト」をご紹介しましょう。
Family-家族: ★★★★★
Kids-子供: ★★★★★
Relationship-人間関係: ★★★★★
監督はリサ・チョロデンコ
(「幸せの法則」他監督「6feet Under」「Lの世界」他TVepisodes監督)
脚本はLisa とスチュワート・ブルンバーグ
(「ファイトクラブ」「キッズ・オールライト」出演他)
出演は
アネット・ベニング:as Nic
(「アメリカン・ビューティー」「バグジー」「グリフターズ/詐欺師たち」
「愛する人」 他出演多数)
ジュリアン・ムーア:as Jules
(「めぐり逢う時間たち」「ショートカッツ」「マグノリア」
「エデンより彼方に」「50歳の恋愛白書」「シングル・マン」他出演多数)
ミア・ワシコウスカ:as Joni
(「アリス・イン・ワンダーランド」「デファイアンス」他出演)
人間関係に興味のある方はもちろん
大人になれてないなぁと思っている方はぜひ◎
ではこの後は映画の入り口をご紹介しましょ。
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舞台はLA。とある閑静な住宅街
スケボーをしながら道にあるごみ箱を倒して遊ぶ
少年レイザーは15歳。
両親は母親が二人のゲイカップル。
姉のジョニ(ミワ)が18歳になったのを期に弟が姉に頼んだのは
Biological Fatherに連絡を取ってもらうことだった。
束縛を嫌い、自由奔放に生きるそんな生物学的父ポールの出現によって
とても現代的な家族のそれぞれの歯車が狂いだす。
これは、大人がちっとも大丈夫じゃない。
そんなコメディータッチのヒューマンドラマ。
アネット・ベニングとジュリアン・ムーアカップルの
さりげない役割分担がとても自然です。
実はアネットのたっての希望で、相手役がジュリアン・ムーアに決まったのだとか。
そのアネットにいたっては
少し前に「愛する人」でまったく違うタイプのやはり女医を演じていたのですが、
その変わり身にも感心するばかり。
大人になるとわかるのは、
年齢を重ねたからって大人になれるわけではないということ、ですよね。
年齢に関係なく、
状況に応じて責任がでてくるかららしく振る舞うようになるわけで、
ちょっとしたきっかけで
根っこの我儘勝手な「子供」の部分に戻ってしまうことはもうよくあること。
老若男女かんけいなく、人のせいにして、勝手に怒って
気づいた人がサポートして、
気づかされた人がサポートをし返せたらひとまずは落着。
違う人間同士が暮らしていくってホントにすごいことなんですよね。
そんな「子供」がいっぱいのこの映画。
一番成長できたのはさてどの「子ども」でしょう。
家族をもっている人はもちろん、
一人で暮らしている方は特にぜひ。⇒ ◎
2011年04月28日
映画「キッズ オールライト」
posted by etsu at 00:00| 映画