Michael Jackson Commemorated
今日の一本はマイケル・ジャクソン急逝のNewsに
世界中が衝撃を受けてからちょうど1年後、
2010年6月25日に日本のみで先行上映されるドキュメンタリー
『マイケル・ジャクソン〜キングオブポップスの素顔』です。
子供の心をもったMJ: ★★★★★
そうあるしかなかったMJ: ★★★★★
その理由がわかるHome Video:★★★★★
監督・脚本は Austen Tayler (長編Film初)
撮影・監督は Marc Schaffel(MJ元マネージャー)
出演は MICHAEL JACKSON
これは
本当にPeterPanだったひとの映像が見られる
かもしれない作品です◎
ではこのFilmについてもう少し。
*************** 続き ↓↓↓↓↓↓ **************
ところは米国。インディアナ州ゲイリー市。
幼少時代を過ごしたホームタウンにマイケルが帰郷する。
元マネージャーのハンディーカムでリアリティーTV用に撮影され、
放映されることのなかった映像を軸につづられるこの一本は
そんな一日を至近距離で追ったドキュメンタリー。
やはりテレビ用の映像かなと思うところは多々ありますが、
MJファンなら聞いておいて損はないMJのつぶやきが聞けます。
MJは子供のようだとよく言われていましたけれど、
それがとてもよく見えるこの日の映像をみるだけでも思うのは、
それはそうなるしかなかったのでしょう。でした。
たとえば、中学生くらいから今までの間に自分が築いてきたたくさんの人間関係
と、 良くも悪くもそこで成長できたこと、
と、 逆に学習してしまったこと ってあるじゃないですか?
MJはそれがないまま大人になります。
世界中のどこへいっても屋外では一人で歩かせてもらえず、
学校にも行かれず、四六時中体格のいいボディーガードにしっかり挟まれ
ほんの1mほどのステージからも飛び降りさせてもらえません。
ファンの愛はもちろんパワーの源だったに違いありませんけれど
ステージの上ならいざ知らず、どこにいても人だかりと歓声がついてきて、
老若男女問わず目の前に現れては、どんな人なのかわかる間もなく
I Love You!ときらきらした目で告げては去っていくわけです。
加えてゴシップ、スキャンダル、訴訟までついてきたら
これはもう壊れなかっただけで偉大。
そんな映像を観ているだけで
半ばを過ぎたあたりで少なからず疲れてくるのですから(笑)
音楽的にいえば天才。間違いなく歴史に残るスーパースターです。
ステージでの威厳と影響力とカリスマをみているからこそ
オフステージの、人見知りで恥ずかしがり屋で、ふざける様は小学生か中学生のよう。
そんな彼のギャップに驚かされる一本です。
そうそう、
"We are the World"のライオネルリッチーがどこかで言っていましたっけ。
彼は天使だったのだと思う。
空から落ちてきて、人間を必死で理解しようとしていた。
そして寿命が尽きて逝ってしまったのだ。と。
なるほどね。天使といっても聖人君子ということではなく、
人間離れしているということでもなかったのかもね。
大人の世界を一生懸命理解しようとしていた子供だったのかもしれません。
公開は日本のみ(現時点では)。
これを見たあとにもう一度THIS IS ITを観ると倍感動できるかも。
よろしければぜひ→ ◎
*******************************
Dear MJ
I hope you are smiling now just because you want to.
2010年06月25日
『マイケル・ジャクソン〜キングオブポップスの素顔』
posted by etsu at 00:00| 映画