本日の映画:Crazy Heart
砂漠の王子ジェイクに続いてはお姉さんマギーの作品です。
アカデミー賞主演男優賞及び主題歌賞受賞作品
「クレイジーハート」をご紹介しましょう。
大人の人生: ★★★★★
大人の岐路: ★★★★★
大人のハート: ★★★★★
監督・脚色・製作は 監督は初の スコット・クーパー(「オースティンパワーズ」「X-ファイル」他出演)
原作はトーマス・コブの小説
出演は
ジェフ・ブリッジス
(「キングコング」「フィッシャーキング」「ハリウッドミューズ」「アイアンマン」他)
マギー・ギレンホール
(「ダークナイト」「モナリサスマイル」「ドニー・ダーコ」「主人公は僕だった」他)
コリン・ファレル
(「マイノリティー・リポート」、「In Bruges」「Dr.パルナサスの鏡」他)
ロバート・デュバル
(「ゴッドファーザー」「ディープインパクト」「ウォルター少年と夏の休日」他)
ダメなまま大人になっちゃったかも。&なっちゃうかも。
そんな風に思う方は
軽い気持ちでぜひ ◎
ではこの後は映画の入り口をご紹介しましょ。
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ところはアメリカ。現代。
広ーい草原を走る一台の1978型サバーバン。
才能にあふれ、かつては「伝説の」とまで言われたカントリーシンガー
"BAD" BLAKE (57) が長いドライブの末辿り着いた今日のライブ会場は
アメリカ西部のさびれたボーリング場でした。
こんな風にして幕を開けるこの作品は
到底変わりそうもないひとりの人間の静かな変化を見られる一本。です。
主演男優賞を獲得したジェフブリッジスが評価されたのは
あの自然な演技でしょうね。
ストーリーをというより、ブレイクの人柄をみせているようにすら思える112分です。
とはいえ元弟子、現ライバルシンガー"TOMMY SWEET"を演じた
コリンファレルもとてもよかったですよ。
歌えるハリウッドスターは意外と多いのですが
彼のカントリーはその名の通りスウィート◎ スター役の説得力がありました。
授賞式の主演男優賞サポートスピーチではハートロッカーのジェレミーを応援していましたけれどね(笑)
さて、57歳で人は変われるものでしょうか。
大学生の時、心理学科の友人がいっていましたっけ。
20歳過ぎたらひとはそうそう変われない。
その人のために変わりたいと思える人と出あえたら可能性は高くなる。
でもだとすると、もし、あの人に変わってほしいなんて上から思っていたら絶対無理で、
むしろあなたのために変わりたいと思ってもらえる人にあなたがなるしかない。
つまり、あなたがその人のために変わりたいと思えるなら、
その人にもあなたのために変わりたいと思ってもらえる可能性がある。と。
ややこしいでしょ。(笑)
映画を観たあとに、思い出してなんだかとても納得しました。
静かに流れる大人のロマンス「クレイジーハート」。
公開は6月12日です。
カントリーが好きな方もぜひ→◎ えつ
2010年05月29日
映画「クレイジー・ハート」
posted by etsu at 00:00| 映画