ティムバートンとジョニーデップ コンビの話題のディズニー映画。
『Disney アリス イン ワンダーランド 3D』をご紹介しましょう。

ティムバートン度: ★★★★★
ジョニーデップ度: ★★★★★
わかりやすさ: ★★★★★
原作はルイス・キャロル 脚本はリンダ・ウールヴァートン(「ライオンキング」「美女と野獣」他)
監督はティム・バートン (「Big Fish」 「チャーリーとチョコレート工場」「フランケンウィーニー」監督他)
出演は
ジョニー・デップ (「シザー・ハンズ」「ネバーランド」「パイレーツオブカリビアン」
「パブリック・エネミーズ 」「ドクターパルナサスの鏡」「チャーリーと...」他)
ミア・ワシコウスカ(「デファイアンス」他)
ヘレナ・ボナム・カーター(「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」
「チャーリーとチョコレート工場」「Big Fish」「鳩の翼」他)
アン・ハサウェイ(「プリティー・プリンセス」「レイチェルの結婚」「プラダを着た悪魔」他)

ではこの後は映画の入り口をご紹介しましょ。
*************** 続き ↓↓↓↓↓↓ **************
時はアリスが初めてふしぎの国へ行ってから13年後。
父親はすでに他界し、19歳になったアリスはあの日の出来事を悪夢だと信じています。
そんなある日、皆のみている前で、とある貴族の息子に求婚されたアリスは...
不思議の国と鏡の国の住人を総動員して繰り広げられるバートンさんの世界は
そんな風に幕を開けます。


ルイス・キャロルの原作本は読んだことがありますか?
アリスの世界は彼女も含めて登場人物が何がしたいのかよくわからないのですよね。
悲しんでいたり、急に怒り出したり、大笑いしたりするんだけどすべてが突発的。
大騒ぎしていたくせに、振り向いたらもういない。 みたいな?
もちろんそのナンセンスなところがまさにキャロルのワンダーランドの魅力♪なのですが、
最後まで誰の話も解決しないで「?」のままおわります。
ところが、今回の作品ではすべてのキャラクターの行動に理由があるのです。
それが 訳のわかるこのアリス イン アンダーランド◎
ワンダーランドに戻るアリスは19歳。
もしかすると人は大人になると訳のわからないことの理由を見てしまうのかもしれませんねー。
見ようと、ではなく見てしまう。理由があってもなくてもね。
ひとはひとの行動の理由が見えないと不安になるじゃないですか。
理由がわかる気になると安心する。
つまり、アンダーランドは変わっていなかったとしても
原作は理由を求めずにみた国で、
新作は大人の目で見た国、なのかもしれません。 と、ややこしい感想はここまでにして(笑)
この世界はぜひ3Dでみてほしい♪
そんな色鮮やかなバートンワールドは必見です。
白の女王(アン)のキャラクターが少し曖昧ですが、もっと眺めていたくなるキャラクターも目白押しのこの1本。
赤の女王(ヘレナ)は最高です。 さすがバートン夫人。

そしてマッドハッター(デップ)は間違いなく主役でした。
シザーハンズを思い出させるあの切なさを出せるのはジョにーならではです。
アリスもジョニーの目を通してみることで、より素敵にみえてくるのです◎

ストーリーは100%新作なので、原作を読んでいなくても楽しめますが、
読んでおくとよりキャラクターを受け入れやすくなります。
原作を読んで訳がわからない!と思った方は、映画できっとすっきりするでしょう。
逆に訳がわからないところがすき♪な方は、
まったく別の、マッドハッター イン アンダーランド としてぜひ ⇒◎ えつ
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The Mad Hatter: [to Alice]
"You used to be much more..."muchier."
You've lost your muchness."