「ダークナイト」ジョッカー役でアカデミー賞助演男優賞を、死後受賞した
ヒース・レジャーの最後の出演作品『Dr.パルナサスの鏡』 をご紹介しましょう。

脳内ファンタジー: ★★★★★
選択肢: ★★★★★
ハッピーエンド?: ★☆★☆★
監督は、テリー・ギリアム
(「フィッシャー・キング」「12モンキーズ」「Time Banditz」)
出演は、
ヒース・レジャー (「ダーク・ナイト」、「Brokeback Mountain」他)
ジョニー・デップ (「パイレーツ・オブ・カリビアン」、「パブリック・エネミーズ」他)
コリン・ファレル (「マイノリティー・リポート」、「In Bruges」他)
ジュード・ロウ (「The Holiday」、「Cold Mountain」、他)
何がファンタジーだかわからなくなるくらいの

ではこの後は映画の入り口をご紹介しましょ。
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舞台は現代のイギリス、ロンドンの夜の街。
石畳の広場にあらわれた一台の大きな馬車。
荷台が開けばそこには、偉大なDr.パルナサス(1000歳)と鏡。
繰り広げられるのは、


そんなある日
パルナサス(Christopher Plummer)のもとに黒服の男(Tom Waits)が現れて...
ストーリーはこんな風に幕を開けます。
。 。 。
監督のテリー・ギリアムの生み出す世界は独特ですよね。
アメリカの高校生だった頃、平日毎晩8時はテレビで映画を観る時間でした。
その日の放映は彼の"Time Banditz" (バンデットQ)
予告を見てNever Ending Storyみたい♪と
テンションをあげた当時のわたしには 衝撃の一本でした。
なんでしょうね。ファンタジーをなめてはいけません。といわれた感じ?(笑)
そのバンディッツを思い出させてくれたのが今回の1本です。
撮影半ばにしてこの世をさったヒース・レジャー(主役のトニー)。


彼の限られた撮影済みシーンを無駄にしないよう、
トニーはトニーのまま、鏡を通るたびに演じ手が
ジョニーデップやコリンやジュードになっていることで無事完成したこの映画。
撮影開始当初は意図していなかったはずのそんな多重人格性も手伝って
一筋縄ではいかないファンタジーに仕上がっています。
公開は今週末1/23。
人間なんてきっと全員多重人格
私たちの頭の中や心の中だって矛盾だらけだと思うのです(笑)
それをはっきりカラフルに見せてくれる鏡があったら入ってみたい。
そんな勇気のある方はぜひ⇒◎ えつ
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"Does it come with a happy ending?"
"We can't guarantee that."
from the movie "The imaginarium of Dr. Parnassus"