アカデミー賞ノミネート作品 チェンジリングを観にいきました。
オスカー発表前にぎりぎり◎

切なくておかしくなりそうなくらい何度も。
舞台は1928年のロサンジェルス郊外。 これは実際にあったお話です。
アンジェリーナ・ジョリー演じるクリスティーンは、シングルマザー。
ある日、最愛の息子ウォルターが行方不明になってしまうのです。
警察から見つかったとの知らせをうけ大急ぎで迎えにいくと、
ウォルターは、ウォルターではありませんでした。

自分の子供がいなくなることを想像し、一度は役を断わった。
そう語っていたアンジェリーナ・ジョリーですが、
彼女の演じる母クリスティーンの「想い」はすばらしかったです。
心は壊れるものだといいます。 こわれるものだと思います。
自分たちの身を守るために隠蔽とウソを続ける警察。
これが真実のストーリーだとすると おそろしいですよね。
強くあろうとした本物のクリスティーンさんを抱きしめてあげたいくらい。


たくさんの対峙でつづられるのもストーリーにひきつけられるポイントです。
容疑者役のJ.P. Humstedのリアリティーも
あまり褒めたくないと思わせるほどこわい。

ノンフィクションなので結果はわかっているのですが、
要所要所に
監督Clint Eastwoodと、脚本家J. Michael Straczynskiの優しさが見え隠れ。
アカデミー賞を意識したシーンもキュートでした♪
◎ 心の強い人になりたいと思える一本 ◎
受賞してもしなくてもぜひ→ ◎♪ えつ
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"Maybe he wants me to keep looking"
from the movie Changeling