試写会へ アカデミー賞多部門ノミネート作品
「スラムドッグ$ミリオネアー」を観にいきました。

舞台はインド。 ムンバイ版クイズミリオネアーの会場。
スラム出身の孤児であり、無学の青年が全問正解したため、
詐欺罪に問われて警察に捕まってしまう。
そんなところから幕を開けるこの映画は、
ひとりの青年の人生をかけたラブストーリです。
とはいえスラムの過酷な現実も満載。
質問とともに、
なぜ彼が答えられたのかにフラッシュバックしていくのがこの映画の手法なんです。
実際そうですよね。教科書で学んだ知識、テストで覚えたことよりも
自分の人生のなかで向き合ったことの方がよっぽど鮮明に焼きつきますもんね。
それはもう自分の一部として。
一問目から私たちは、彼の幼い頃に連れ戻されるのですが、
ハッピーエンドで終わるこの映画には、希望があるのもポイントの一つ。
私たちが通ってきた道、
今向き合っていることにはすべて意味があるのですよね きっと。
◎ 正々堂々と向き合わなくては ◎
幼少期と少年期のジャマール役の少年たちも特にすばらしい◎
フィナーレはインド映画らしく踊って終わるギャップも面白い。
原作本の「ぼくと1ルピーの神様」は日本では昨日発売されたのだとか。
監督は「トレインスポッティング」のダニー・ボイル
脚本は「フル・モンティ」のサイモン・ビューフォイ
公開は4月だそうです→◎
アカデミー賞はどうなるのでしょう♪ えつ
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”It's our destiny.” from the movie Slumdog $ Millionaire
