本日の1本: MILK
ショーン・ペンがアカデミー賞主演男優賞を受賞したMILKを観にいきました。
大統領ではないですけれど、のりこえたひとが
オバマさんの前にもいたんですね。
と教えてくれる一本◎
舞台は1970年代のSan Francisco
アメリカで初めてゲイであることを隠さずに政治家になったHarvey Milkの実話。
彼が暗殺されたと発表されたところから幕をあけるこの映画は
万が一殺されたときのために と
その思いをテープに録っていたMilkのナビゲートで綴られます。
そんな準備をしていたのは政治家だからというだけではなく、ゲイであったことが大きな理由。
これは その長くて短い道のりのお話です。
差別する人にもそれなりに言い分は−−あるのかないのかわかりませんけれど
なんでそこまで?ってくらい嫌う方がいますよね。
この映画の中でも
「ゲイは公立学校の先生になってはいけない条例」 を成立させるか否かも戦いのひとつ。
なってはいけない理由が 何度きいてもわからない。 です。
オスカーで、オリジナル脚本賞を受賞したDustin Lance Blackはいっていました。
おかしいとか、普通じゃないとかいわれているみなさん
きみたちはほかの若者と同じくらい美しくてすばらしい。
No matter what anyone else tells you, God does love you.
そうじゃないという人のことは信じなくていい。
ショーンペンさんももちろんすばらしいですが、
敵役を演じるJosh Brolinもかなりいい味をだしています◎
個人的には、映画 High School Musical 〜the Senior Year で
一押しだったLucas Grabeelが出ていたのもうれしい。
監督は『Good Will Hunting』のGus Van Sant
現在絶賛公開中のMILK はこちら→ ◎
& 特典のチョコ↓
& ハーヴェイ・ミルクさんのドキュメンタリーも公開中→ ◎
あわせてどうぞ。 えつ
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Harvey Milk: All men are created equal.
No matter how hard you try, you can never erase those words.
from the movie "MILK"
2009年04月20日
映画「MILK」
posted by etsu at 17:04| Comment(3)
| 映画
異常性愛者っていうと、犯罪の匂いがする。
ゲイとかレズをこれと一緒にしちゃってるんだよね。
犯罪の匂いを引きずってしまうから、
恐れるし、差別しちゃう。
「異常」をポジティブに使うようにするか、
全く別の言葉を使うかすればいいんだよ。
「超越性愛者」とか。
「ちょうえつ」?「超悦」?「超悦子」?
これ、私的にはすごいポジティブな感じがするわ。
「同性愛」って書いてあるのよ。
日本語しゃべれるけど漢字はよめないおじいさんなの。
意味を聞かれて主人公がさらっと答える
「愛に壁はないって意味だよ」と。
ある意味正解だよね(笑)
「超悦子」
おー。それはとても大きな愛が感じられる言葉だね。
なーんて
いえるくらい大きな人に
なれるかどうかは…
300年くらいかかりそうな課題だよ(笑)
***えつ