GWも気づけば最終日。 よく降りますねー。雨。
今日は主演のRichard Jenkinsが アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた映画
「扉をたたく人」をご紹介しましょう。

◎言葉のないところでも名演技を見られる一本です◎
舞台はNY。大学教授のウォルターは、妻に先立たれて以来、毎日を平穏に過ごすこと以外に興味をなくしている。
ある日彼が出張でNYの別宅にいくと、誰もいないはずのその部屋には
見知らぬジャンベ奏者の青年と恋人が普通に暮らしていた。
これは 警察を嫌う移民の二人とウォルター、そしてアフリカの太鼓ジャンベとの
不器用な日々のお話。
リチャード・ジェンキンスはハリウッドでは有名な名脇役です。
名前は覚えていないけれど ああよく見るよく見る、という俳優さん。
タイプでいえば小日向さん、もう少し貫禄のあるところでは笹野高史さんといったところでしょうか。

25年間で60本の映画に出演したその上で、これは彼の初主演作品。
授賞式で紹介をうけたジェンキンスさんの目の中で涙が揺れていたのもたっぷりうなずけますよね。
「扉をたたく人」では
普通のおじさんだからこそできないことがある そんな姿がとてもキュート。
頼りになりそうで頼りにならない。そんなおじさまが切な優しい作品です。
もしかすると彼のことをアカデミーに気づかせたのは
Richard Jenkinsのたたくジャンベの音かもしれません。
脚本・監督は俳優でもあるトム・マッカーシー(『Meet the Parents』etc.)
公開は6月27日→ ◎
その前にRichardをチェックしたい方は
公開中のBurn After Readingもどうぞ♪ えつ
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"Stop thinking, just cruise it up." from the Movie The Visitor