俳優・役所広司さんの初監督作品は

では今日もまずは入り口だけ。
舞台は東京。大人になりきれないデイ トレーダーの拓郎(役所)は、
妻(小林聡美)と、息子(瑛太)と3人でしあわせに暮らしています。

もてあますほどの大豪邸で とても庶民的に 暮らしています。
そんなある日、どうしようもなく悲しい事がやってきて… というお話。
どうあっても受け入れられない悲しみがやってきたとき
どうやってひとは乗越えているのでしょうね。
どんな傷もいつかかならずいえるのでしょうか?
これは、万能薬 ガマの油の効能 を コミカルに描いたファンタジー◎
ところでこの作品では
小林聡美さんがとてもめずらしく母親役なのです。
もっともたとえシングルの役でも、淡々としていながら母性にあふれている役が多いわけですから
これまでなかったことの方が不思議なのかもしれませんけれど。
ここではがまの油売りの奥さん役と2役なのですが、どちらをとってもすてきな女性を好演◎
益岡徹さんが演じるがまの油売りも ぶっきらぼうなのにあたたかい♪
中盤から「何でもあり」になるファンタジーですが(笑)
乗越える過程にはそれもありかも と思わせてしまう空気を味わえる一本。
監督役所広司さんの今後も楽しみです。
まずは6月6日公開のガマの油をどうぞ→ ◎ えつ
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"あーほんとだ。いい子だいい子だ。"
from the movie がまの油