2009年02月27日

映画「Burn After Reading」

本日の試写会 Burn After Reading

昨年度「ノーカントリー」でアカデミー賞監督賞を受賞している
 コーエン兄弟監督、 バーンアフターリーディングの試写会へいきました。
burn after reading1.JPG
ものすごく豪華なスタッフ、キャストでお届けする
   スタッフキャスト全員が「遊んでいる」映画です(笑)

出演は
[ぴかぴか(新しい)]ジョージクルーニーにはじまり[ぴかぴか(新しい)]ブラッドピット[ぴかぴか(新しい)]ジョン・マルコビッチ[ぴかぴか(新しい)]フランシス・マクドーマンド[ぴかぴか(新しい)]そして[ぴかぴか(新しい)]ティルダ・ウィンストン[ぴかぴか(新しい)]まで!
  burn after reading.JPG burn after reading4.JPG burn after reading3.JPG burn after reading2.JPG 
こんなにも豪華なのですが
  これはアカデミー賞をまったく意識していないです。よね。

去年受賞したときも監督のおふたりは
  小さい頃から兄弟で遊びながら映画を撮っていたと話していましたけれど、
いまもきっとそのままなのがとてもよくわかる一本です。
           Coen s.JPG  
この映画を考えついたのはオスカー受賞前とはいえ、
  受賞後注目されているにもかかわらず気にせずこれを撮るというのは
    たぶんなかなかできることではないのではないでしょうか。
banner-0038.gifずっとそのスピリットのまま、映画を撮り続けて欲しいと思える1本

舞台はアメリカ・ワシントンDC.、ストーリーはCIAの秘密情報が絡んだ人間模様。
なのですが、何がすごいって
 ジョージの大人の魅力も、ブラッド・ピットのセクシーさもない
       ダメな大人だらけのブラックコメディーを作ってしまったのです。

  深いストーリーではないからこそ
      逆に名優たちの実力がみられるのもポイント。
というか、ここまで彼らにさせたコーエン兄弟がすごいです。 

最後に幸せになるのはたったひとり。さて、誰でしょう? 
公開は4月24日だそうです。    お楽しみに→    えつ
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CIA officer "I wonder what we've learned, Palmer"
Palmar   "…I don't know, sir"
             from Movie "Burn After Reading"
posted by etsu at 15:56| Comment(1) | 映画

2009年02月23日

第81回アカデミー賞授賞式

◎アカデミー賞授賞式◎は、毎年楽しみにしている一大イベントです
ご覧になりました?

   誰がオスカーを獲得するのかも注目ですが、
              それ以前にこれはすてきなエンターテーメントショーなのです
 それはそうですよね。
客席・バックステージにいるのはハリウッドきっての一流エンターテナーたちなのですから。

今年の司会者ヒュー・ジャックマンからして
  トニー賞の司会者でも受賞者でもあり、エミー賞受賞もしているエンターテナー。
(今週末公開の「オーストラリア」に出演しています)
                   Hugh.jpg    Hugh&Ann.jpg
経費節減のため予算が少ないとのことでしたが、
      ヒューのオープニングアクト w/ アン・ハサウェイに始まり
中盤でお披露目したミュージカルナンバーのオンパレードもすてきでした。
(演出はムーランルージュのBaz Luhrmann)
   シカゴ、マンマ・ミーア、グリース、Wizard of OZ、Singing in the rain, Sound of Music, West Side Story, Dreamgirls, High School Musical, and more!
    メインシンガーは[ぴかぴか(新しい)]ヒュー・ジャックマンとビヨンセ[ぴかぴか(新しい)]

 そしてノミニーズはもちろん、次から次へと登場するプレゼンターの豪華なこと
期待通りウィットに富んだ紹介をするウーピーがいたり、
   ジョエル・グレイのナチュラルにひきつけるトークもさすがのキャリア[ぴかぴか(新しい)]
   whoopi goldberg.jpg joel grey.jpg    
みなさん一流なのですが
 中でも別格な肝の据わり方をしているスターはやっぱりオーラが違いますよね。
その反面、受賞の瞬間も、バックステージでの取材でも素の愛らしさを見せたのが
     主演女優賞受賞のケイト・ウィンスレット(「愛を読む人」)でした。
 取材陣に率直に答えたり、デビュー当時からお世話になっている記者を見つけると
彼に敬意を表しに走っていったり、飾らないところがとても好感◎

 たっぷりエネルギーをいただきました

それからもちろん、「おくりびと」が外国語映画賞を受賞!
                          おめでとうございます♪
 短編アニメ映画賞受賞の加藤久仁生さんも!
加藤さんの「つみきのいえ」のDVDを買おうとしたら、
    Amazonで「おくりびと」とセット販売されてました。早い(笑)

ノミネート作品もほとんどがこの春〜6月に日本公開予定です。 
 主演・助演・男優・女優賞とベストピクチャーはおさえなくては◎  えつ
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"(The role is) reminding us that
   we have to replace Fear into Understanding,
    and turn weakness into strength." by Joel Grey for "Milk"
posted by etsu at 23:46| Comment(1) | 映画

2009年02月21日

映画「チェンジリング」

今日の映画:CHANGELING

アカデミー賞ノミネート作品 チェンジリングを観にいきました。
オスカー発表前にぎりぎり◎
s_8619618.png心がぎゅっとなる一本です。
             切なくておかしくなりそうなくらい何度も。

舞台は1928年のロサンジェルス郊外。 これは実際にあったお話です。
 アンジェリーナ・ジョリー演じるクリスティーンは、シングルマザー。
    ある日、最愛の息子ウォルターが行方不明になってしまうのです。
警察から見つかったとの知らせをうけ大急ぎで迎えにいくと、

     ウォルターは、ウォルターではありませんでした。
               changeling1.jpg これが幕開けです。

自分の子供がいなくなることを想像し、一度は役を断わった。
 そう語っていたアンジェリーナ・ジョリーですが、
彼女の演じる母クリスティーンの「想い」はすばらしかったです。

  心は壊れるものだといいます。    こわれるものだと思います。
自分たちの身を守るために隠蔽とウソを続ける警察。
 これが真実のストーリーだとすると おそろしいですよね。
強くあろうとした本物のクリスティーンさんを抱きしめてあげたいくらい。
   changeling.jpg  changeling2.jpg
たくさんの対峙でつづられるのもストーリーにひきつけられるポイントです。
 容疑者役のJ.P. Humstedのリアリティーも
          あまり褒めたくないと思わせるほどこわい。
  changeling3.jpg  
  ノンフィクションなので結果はわかっているのですが、
要所要所に
監督Clint Eastwoodと、脚本家J. Michael Straczynskiの優しさが見え隠れ。
     アカデミー賞を意識したシーンもキュートでした♪

   心の強い人になりたいと思える一本 
 
受賞してもしなくてもぜひ→ ◎♪      えつ
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"Maybe he wants me to keep looking"
           from the movie Changeling
posted by etsu at 23:36| Comment(1) | 映画

2009年02月20日

映画「スラムドッグ $ ミリオネアー」

今日の一本: Slumdog $ Millionaire

試写会へ アカデミー賞多部門ノミネート作品
  「スラムドッグ$ミリオネアー」を観にいきました。
banner-0038.gif辿ってきた道を確認したくなる1本です。

舞台はインド。 ムンバイ版クイズミリオネアーの会場。
スラム出身の孤児であり、無学の青年が全問正解したため、
               詐欺罪に問われて警察に捕まってしまう。
そんなところから幕を開けるこの映画は、
          ひとりの青年の人生をかけたラブストーリです。

とはいえスラムの過酷な現実も満載。
 質問とともに、
なぜ彼が答えられたのかにフラッシュバックしていくのがこの映画の手法なんです。
    
実際そうですよね。教科書で学んだ知識、テストで覚えたことよりも
 自分の人生のなかで向き合ったことの方がよっぽど鮮明に焼きつきますもんね。
           それはもう自分の一部として。

一問目から私たちは、彼の幼い頃に連れ戻されるのですが、
ハッピーエンドで終わるこの映画には、希望があるのもポイントの一つ。

 私たちが通ってきた道、
今向き合っていることにはすべて意味があるのですよね きっと。
      正々堂々と向き合わなくては 

幼少期と少年期のジャマール役の少年たちも特にすばらしい◎
 フィナーレはインド映画らしく踊って終わるギャップも面白い。
   slumdog$millionaire2.JPG   slumdog$millionaire.JPG
原作本の「ぼくと1ルピーの神様」は日本では昨日発売されたのだとか。
監督は「トレインスポッティング」のダニー・ボイル
 脚本は「フル・モンティ」のサイモン・ビューフォイ

公開は4月だそうです→
 アカデミー賞はどうなるのでしょう♪  えつ
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”It's our destiny.” from the movie Slumdog $ Millionaire
                           leaf.jpg
posted by etsu at 23:01| Comment(0) | 映画

2009年02月12日

映画「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

本日の映画: The Curious Case of Benjamin Button

アカデミー賞13部門にノミネートされている
  「ベンジャミンバトン 数奇な人生」 を見ました@六本木ヒルズ
                Benjamin Button.jpg
s_8619618.pngフォレストガンプな1本 です。  よくも悪くも。

舞台はハリケーン, カトリーナが上陸する直前のNew Orleansの病室。
最後の時を迎えようとしている老女に請われ、娘がベンジャミン・バトンの日記を読む。
80歳の老人の姿で生まれたベンジャミンの数奇な人生の物語は
                             そんな風に幕を開けます。
    Benjamin Button2.jpg
できることなら若くありたい。年老いていくのは遅い方がいい。
           しわが増えたり、体力が落ちるのはうれしくない。

 とても前向きで、「年を重ねるのはすばらしい」 と本気でいえる人であっても
                              きっと一度はそう思いますよね?
 では
     年齢とともに身体が若返っていくとしたら?

banner-0038.gif
  時の流れとともに変わっていくことの意味 を 考えさせられる作品です。

  ブラッド・ピットの子供時代の演技に違和感がないのがすごい♪
 老人の姿だけれども中身は子供の時代。ベンジャミンはとても愛らしい◎のです。
セットも衣装もとてもリアリティーがあります。ファンタジーなリアリティー。 

ただ  ガンプっぽいのです。
そうならそうで、もう少し周囲の人との影響しあって欲しかったのが正直なところかな。
どちらかというと、「ベンジャミンがもらう」比率が大きすぎる気がするのです。

あとはラストの容姿があれなら、最初の容姿は違ってないといけないのでは?とかも…
原作が本なだけに、人間の想像力の大きさに対して、形として表現できることには限界があるのかもしれませんね。
(原作はF・スコット・フィッツジェラルドの短編です)

165分という長編なことも手伝って、これはガンプ?ねぇガンプ?と思っていたら、
脚本がガンプの脚本家 エリック・ロスさんでした(笑)

とはいえ、とてもあたたかい大作です。

年とともに若返っても、歳月とともに年老いても、時が戻ったとしてもたぶん
 人生はタイミングがすべて なのかもしれません。  たぶん。

       大作を見たい方はぜひ → 
5949241.png 個人的にはカミナリおじさんが大好きでした。  えつ
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"Benjamin, we're meant to lose the people we love.
    How else would we know how important they are to us?”
  from the Movie The Curious Case of Benjamin Button
posted by etsu at 11:21| Comment(2) | 映画

2009年02月09日

映画「ダウト 〜あるカトリック学校で〜」

今日の試写会: Doubt

アカデミー賞4部門にノミネートされている映画(元は舞台)
   「ダウト」を観にいきました。
         doubt.JPG
       考えさせられる1本 です。

主要登場人物は
規律を重んじ生徒に厳しい校長(メリル・ストリープ)
 進歩的で生徒に理解のある司祭(フィリップ・シーモア・ホフマン)
ピュアで一生懸命な新人シスター(エイミー・アダムス)

舞台は1964年、アメリカ ブロンクス。これはとあるカトリックの学校で生まれた
banner-0038.gif「小さな疑惑」のお話。

Doubt は 疑惑 。 

  ひとを信じることはすてきなことです。
    ひとを疑うことは、できることならしたくないです。
でも絶対にどこかで生まれてしまうのが疑う気持ち。 ですよね。
 それをどうするかはその人次第だとしても。です。

「疑ってしまうこと」をテーマに作品を作りたかったという
監督/脚本のJohn Patrick Shanleyですが、
 そこでこのカトリック教会という設定にしたのがすばらしい◎

たとえば、裁判もの、たとえばビジネスマンの駆け引き、アクションものや恋愛物だったら、
ウソを見破り、トリックをあばき、謎を解決し、本心を引き出せば円満解決。
それをした人がヒーローです。

  でもひとを疑うことが罪だったら?

ひとは、まっっすぐに生きようとすればするほど矛盾がたくさんでてきてしまうようです。
どこかで息を抜かないと。
    
  これは、強くありたいともがいたひとのお話。
   doubt2.JPG
メリル・ストリープとホフマンの本気の対峙は見ものです◎
 感情を表に出さない役を演じるメリルから垣間見られる気持ちの層がすごい。

公開は3月7日だそうです。 "人間"に興味のある方はぜひ→   えつ
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"I have doubts. Such Doubts" from the Movie DOUBT
posted by etsu at 23:53| Comment(0) | 映画

2009年02月06日

映画「マンマ・ミーア」

今日の映画: Mamma Mia

北欧のスーパーグループABBAの歌を元に作られたミュージカル「マンマミーア」
の映画バージョンを観にいきました。
banner-0038.gifストンと恋に落ちたくなる一本です。

ABBAが好きな方はもちろんのこと、
      ミュージカル好きにはうれしい映画
 意味なく全員がカップルになったり、
多少の無理があってもハッピーに歌い、踊りだしてしまうところとか
                                     大好きです。
           mamma mia4.JPG
舞台はギリシャのとある島。
ストーリーは、結婚を控えたソフィーが、父親の可能性のある3人の男性を見つけ出し、
母親には内緒で結婚式に招待するところから始まります。

ソフィー役のAmanda Seyfriedの歌声がすばらしい♪
   "Honey, Honey"に始まり
数え切れないほど聞いてきたABBAの歌の歌詞が改めて心にひびきます。
 なんでしょう。
       ABBAの名曲がもう一度目覚める感じ。

メリル・ストリープ(母親役)がミュージカルに向いているかどうかは疑問が残りますが、
お芝居はさすがの存在感◎
mamma mia.JPG mamma mia5.JPG mamma mia3.JPG
メリルの親友タニア役の Christine Baranski の海辺のダンスは見もの。
トニー賞の受賞者とはいえアメリカではプロデューサーでもあるというのに!
        こんな風に年を重ねたいものです。
父親候補の一人、サム役は、James Bondも演じたPierce Brosnan。
                    さすがボンドはセクシーですよ。目が違う(笑)

舞台版はロンドンで観たのですが、見たことがある方にもおすすめ。
    ギリシャの村の建物や、崖の上の教会など、景色もたのしめる1本です。

そういえば今週末はHigh School Musicalも公開ですよね。
 ハッピーになりたい方はミュージカル映画へGO♪   です。   えつ
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Dona "I grew up."
Tanya "Then grow back down!" from Movie →Mamma Mia!

アバの”Super Trooper"は個人的なパワーソング。 よろしければぜひ→
posted by etsu at 23:32| Comment(4) | 映画